どうも、なかしー(@nakac_work)です。
僕は自動車や家電製品のマイコンにプログラミングをする仕事をしていて、趣味は勉強を兼ねてマイコンを使った電子工作をしています。
マイコンを使った電子工作では、モジュール化されたICを接続する方が多いんですが、たまに小規模の回路を組む必要があります。
そこで、「電子工作でよく使う部品」を紹介します。
電子工作でよく使う部品
僕が電子工作でよく使う部品は次の5つです。
- 抵抗
- コンデンサ
- LED
- トランジスタ
- タクトスイッチ
抵抗(炭素被膜抵抗)
電子工作では、電流を調整したり、分圧をするために抵抗を使います。
他にも、I2C通信やスイッチの信号線をプルアップ(プルダウン)するために使います。
僕が持っている抵抗値は
- 10kΩ
- 2kΩ
- 1kΩ
- 100Ω
の4つです。
これらを並列につないだりすれば、だいたいの抵抗値を作ることが出来ます。
コンデンサ
電子工作で、交流成分だけを取り出したい時にハイパスフィルターで使います。
他にも電源のノイズを取りたい時や電圧を充電する回路を作る時にコンデンサを使います。
ハイパスフィルターやローパスフィルターならセラミックコンデンサーを使用します。
電源電圧の安定化や充電回路を作る時は電解コンデンサを使います。
LED
電子工作では、マイコンの状態を表示するために使います。
入門書で最初に動かす部品ですよね。
プログラムの修正をするときに、LEDを使って動作を確認すると便利です。
数字を表示したいなら7セグメントLEDもおすすめです。
LEDの使い方は「発光ダイオード(LED)を光らせよう【現役エンジニアが教える電子工作】」で詳しく解説しています。
トランジスタ
マイコンが出力できる電流は約20mAで7セグメントLEDやモーターを駆動させるには少なすぎます。
マイコンの出力をトランジスタで増幅させることで、電流を補うことが出来ます。
トランジスタにはNPN型とPNP型の2種類があります。
- NPN→2SC1815
- PNP→2SA1015
この2つがメジャーです。
タクトスイッチ
押した時だけ、接点がくっつくスイッチです。
電子工作であると便利なもの
よく使う部品と合わせて持っておきたい電子工作に便利なものを紹介します。
- ブレッドボード
- ジャンパーワイヤー
- デジタルマルチメーター
ブレッドボード
電子工作をするたびに、はんだ付けをしていると部品をまた購入しないといけないので、まずはブレッドボード上に回路を組んで確かめるのがおすすめです。
僕は大きいサイズを1つ、小さいサイズを5つ使っています。
ブレッドボードの使い方は「ブレッドボードの使い方【現役エンジニアが教える電子工作】」で詳しく解説しています。
ジャンパーワイヤー
ブレッドボードに配線をするには、ジャンパーワイヤーが必要です。
空中で配線するタイプとブレッドボードに這わせるタイプがあります。
デジタルマルチメーター
デジタルマルチメーターは電圧や電流、抵抗値を測定するときに使います。
回路が動かなかった時にマルチメーターを使って不具合を診断できます。
なんとなくよりも確実に調べていった方が時間を短縮できますよ。
マルチメーターの使い方は「マルチメーターの使い方【電子工作に欠かせない必須アイテム】」で詳しく解説しています。
電子工作でよく使う部品|まとめ
この記事では「電子工作でよく使う部品」を紹介しました。
僕がよく使う電子部品はこの5つです。
- 抵抗
- コンデンサ
- LED
- トランジスタ
- タクトスイッチ
マイコンの入門キットのおすすめは「【Arduino入門キット】電子工作の勉強におすすめ【こんなに安くていいの?】」の記事をどうぞ!
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