どうも、なかしー(@nakac_work)です。
自動車や家電製品のプログラミングをするエンジニアとして働いています。
電子工作をやっていると次のような経験をすると思います。
- はんだ付けした基板が動かなくて、もう一度はんだ付けしている
- 抵抗値をからコードから計算するのがめんどくさい
そんな方におすすめなのが「マルチメーター」です。
「回路が設計通りに動いているか確認する時」や「回路や部品の不具合を調査する時」にマルチメーターを使用します。
この記事を読んだ皆さんがマルチメーターの使い方をマスターできるように次の内容を紹介します!
- マルチメーターの特徴
- マルチメーターの使い方
- マルチメーターを使おう
ちなみに、僕はAmazonで購入したこのマルチメーターを使っています。
レビュー記事はこちらです。
マルチメーターの特徴
マルチメーターはたった1つで色んなことを測定できる便利な測定器です。
小学校や中学校の理科の実習で使う電圧計や電流計は、それ専用で針が指すメモリから値を読み取ってめんどくさかったと思います。
それに比べてマルチメーターはつまみを回して測定する項目を変えて測定ができます。
そして、デジタルで表示してくれます!
マルチメーターで測定できる項目は次の通りです。
(マルチメーターによって変わります)
- 電圧
- 電流
- 抵抗
- 導通(回路が繋がっているか)
- 周波数
- 極性
これ1つで6項目も測定できるのは便利ですよね!
マルチメーターの使い方
では、マルチメーターの使い方を紹介します。
覚えておくべき大事なポイントはこちらです。
- 電流と導通は直列に繋ぐ
- それ以外は並列に繋ぐ
詳しく解説します。
電流の測定と導通確認
まずはプローブと呼ばれる線をマルチメーターに挿しこみます。
電流を調べたい場合は、測りたい場所にマルチメーターを直列に繋ぎます。
導通を確認したい場合は回路はそのままの状態で確認したい場所の両端をテスターで触ります。
「ピー!」と音が鳴ったら導通している証拠です。
この機能を使えば電源の短絡(ショート)やはんだ付けしたけど、繋がっていない場所を簡単に見つけることができます。
抵抗・電圧・周波数・極性の測定と確認
まずはプローブと呼ばれる線をマルチメーターに挿しこみます。
測りたい場所の両端にプローブを当てます
これで抵抗の抵抗値を調べる時にカラーコード表でいちいち確認しなくて良くなります。
マルチメーターを実際に使ってみよう
マルチメーターの使い方を覚えるために、LEDと抵抗の簡単な回路の電圧・電流・抵抗・導通を測定してみましょう!
こちらの回路を参考にして、ブレッドボードに組んでマルチメーターの使い方を確認しましょう。
マルチメーターの使い方|まとめ
この記事では「マルチメーターの使い方」を紹介しました。
- マルチメーターはたった1つで色んな項目を測定できる便利なアイテム
- マルチメーターで測定する項目によって電源のONとOFFを使い分ける必要がある
- マルチメーターは回路の確認や不具合の調査に使える
僕が使っているマルチメーターはこちらです。
コンパクトで、測定できる項目が多く十分満足しています!
レビュー記事はこちらです。
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