どうも、なかしーです。
僕は自動車のマイコンにプログラミングをするエンジニアとして働きつつ、YouTubeで電子工作の動画を投稿しています。
電子工作面白そうだなぁ。興味はあるんだけど、何から初めていいんだろう?
という悩みにお答えしていきます。
時間がない方や具体的な方法を知りたい方はこちらをクリックするとそこまで移動できます。
僕はというと中学生のときに電子工作を始めました。
始めたきっかけは、テレビで放送していた2足歩行ロボットで戦う番組を見たことでした。
ガンダムなどのロボットアニメが好きだったこともあり、2足歩行ロボットを欲しくなったのでネットで調べたところ10万円もすることに驚いたのを今でも覚えています。
大人になった今でも10万円は高い(> <)
当時、中学生だった僕は10万円という大金を所持していなかったので、何とかして作れないかと思って勉強しました。
そのおかげで、自分で作りたいものをある程度作れるようになりましたし、就職のアピールポイントとして電子工作が大活躍しました。
今回はそんな僕が「電子工作の始め方」について紹介します。
ちなみに、3Dプリンターを購入して電子工作でロボットを作ったりしてます。
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電子工作を始めて良かったこと
何かのきっかけで電子工作に興味を持ったと思うんですが
電子工作をすることでどんなメリットがあるの?
という方もいることでしょう。
僕が実際に電子工作を始めて体感したメリットはこちらです。
- ロボットやガジェットを作れるようになる
- エンジニアに就職・転職するときのアピールになる
- なんと言っても楽しい
ロボットやガジェットを作れるようになる
電子工作の醍醐味は自分で作りたいものを作れることだと思います。
電子工作で作れるものは
- 音楽プレイヤー
- ラジコン
- ロボット
- ドローン
電気で動くものなら工夫次第で何でも作れます!
エンジニアに就職・転職するときのアピールになる
電子工作をやっていたことで就職や転職に活かすことができました。
最近、自動車の自動運転やIoTの普及によって組み込みエンジニアの需要が高まっていると思います。
僕は営業として働いていたんですが、自分に合わないと感じて組み込みエンジニアに転職しました。
転職するときに電子工作に関する話をしたところ3社から内定をもらうことができました。
その3社から条件や会社の風土を元に1つ選んで入社し、現在は自動車の組み込みエンジニアとして働いています。
趣味としてやっていた電子工作が転職に役立つとは思ってもみませんでした。
なんと言っても楽しい
僕が電子工作で初めてやったのが「はんだ付け」です。
はんだ付けなら学校の授業でやったことがある方もいるのではないでしょうか?
最初は上手くはんだが部品につかなくて苦戦しながらも、一生懸命作った物が動く時は何よりも感動します。
プラモデルを作る時のような楽しさを電子工作でも味わうことができますよ。
挫折しない電子工作の始め方
電子工作を始めたころの僕が感じたことは
- 専門的で難易度が高い
- お金がかかる
- そもそも、何をしたらいいか分からない
という感じでした。
とりあえず、本屋に行って電子工作の本を買って挑戦してみたものの、専門用語や難しい計算ばかりで、そっと本を閉じました。
この記事を読んでいる方が体感することがないように、電子工作を始めるにあたって何をどうすればいいのか考えてみました。
これから紹介するのは、電子工作の中でも「簡単で安いもの」です。
電子工作の昔より簡単になった話
以前の電子工作は細々とした部品をたくさんつなぎ合わせるような感じでした。
マイコンというコンピュータのような働きをする部品が普及してからは、部品の数が少なくなり、プログラムで自由に動かせるようになりました。
イメージは「ブロックを組み立てるような感覚で作れる」といったところです。
今の電子工作ならマイコンとプログラミングを中心に学ぶことで、ロボットやガジェットを作れます。
電子工作で人気があるマイコンを紹介
電子工作で人気があるマイコンはこちらの2つです。
- ラズベリーパイ(Raspberry Pi)
- アルドゥイーノ(Arduino)←おすすめ
2つとも変わった名前をしています。
電子工作をやっていない人に、ラズベリーパイについて話したら「それ美味しいの?」と聞かれました(笑)
Raspberry PiとArduinoは、ヨーロッパで学生がプログラミングを安価に勉強できないかというコンセプトで開発されました。
今では世界中でRaspberry PiやArduinoが使われています。
中には工場のIoT機器として利用している事例もあります。
Raspberry PiとArduinoどっちが良いの?
という方のために、2つの特徴を表にまとめました。
マイコン | 作れる物 | 難易度 | 価格 |
Raspbrry Pi | IoT機器・人工知能 | 難しめ | 5000円から10000円 |
Arduino | ロボット・ラジコン | 優しめ | 3000円から5000円 |
僕は両方使ったことがあって、もしも、僕が初心者だったらArduinoを選びます。
Raspberry Piを使えば高度なものが作れますが、プログラミングが難しかったり、購入してから初期設定が必要だったりと挫折しやすいことが多いです。
それに比べてArduinoはプログラミングが簡単で、専用のソフトをインストールさえすれば、パソコンに繋いですぐに動かすことが可能です。
ちなみに、ソフトは公式ホームページからインストール可能で、5分ぐらいで終わります。
スタータキットを買った方がトータルでお得な件
僕もArduinoを購入して、電子工作をしています。
とりあえず使い方をマスターしたいと思って買ったのがスタータキットです。
なぜ、スタータキットが良いのかというと「電子工作の基本を学べる部品がたくさん入っていて低価格だから」です。
バラバラに購入すると2倍ぐらい値段はすると思います。
また、Amazonで評価数が100以上あって星が4つだったのも理由です。
(星5つはステマ感強い)
日本語の説明書やサンプルプログラムのデータが入っているので、説明書を読めばすぐに動かすことができますよ。
【Arduino入門キット】電子工作の勉強におすすめ【こんなに安くていいの?】電子回路やプログラミングを勉強する方法
電子回路やプログラミングを勉強する手順はこんな感じです。
- 部品の特徴や使い方を理解する
- マイコンと部品をつなぐ(電子回路)
- プログラミング
- 電子部品の動きを確認する
マイコンのプログラミングで誰しも通るのが「LEDの点灯」です。
LEDがチカチカ光ることからLチカと呼んだりします。
電子工作は簡単そうに見えてやってみると難しいものです。
そこで僕が培ってきた技術で皆さんのお役に立てないかと考えて、YouTubeにArduinoの使い方を解説した動画を投稿しています。
その名も「エンジニアが教えるArduino入門」です。
週に1回は新しい動画を作って投稿しているので、定期的に見るのがおすすめです。
また、コメント欄では分からないことがあれば質問に答えるようにしています。
YouTubeのチャンネル名は「なかしーの電子工作部」です。
チャンネル登録して頂けると嬉しいです(^ ^)
電子工作は苦労の連続
電子工作を始めて約10年近く経ちますが、何度か挫折してます(笑)
今も電子工作を続けているわけですが、基本的に上手くいかないことが多いです。
電子工作は電気や部品、プログラミングについての知識が必要なので難易度が高いと思います。
しかし、僕は10年経った今でも「チャレンジ」することを大切にして、勉強に励んでいます。
また、電子工作を通して問題解決能力や論理的に考える癖も養える効果もあると思います。
真剣だからこそ楽しいというのもあるかもしれません。
電子工作の始め方|まとめ
この記事では「電子工作の始め方」について紹介しました。
電子工作を始めることで「ロボットやガジェットを作れる」他に「組み込みエンジニアとして働く」ことも可能になります。
専門的で難しいと思われがちですが、学生のプログラミング学習教材として開発されたArduinoであれば簡単にプログラミングが可能でしかも安い価格で購入できます。
購入するならバラバラで購入するよりも、スタータキットの方が安く済みます。
また、説明書やサンプルプログラムが付いているので知識がなくても動かすことが可能です。
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